2013年 04月 30日
感想文。 |

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
村上春樹 著
読み終わりました。
ハルキニストの方達には とてもとても申し訳ないけれど、
私は 全然そうではありません
今まで 彼の本、1冊も読んだ事はありません
これを読み終わった今も
ハルキニストにはなって無いし、
他の彼の本を読んでみようとは思いません
ただ、この本にはとても興味がありました
主人公 多崎つくる が 巡礼 を始めるきっかけの出来事が、
自分と似てたから
昔昔 小学生高学年の頃
それまで 仲の良かった友達グループから
ある日突然に 無視 されました
何が何だかわからないままに過ごした数ヶ月
ほんの数ヶ月の事です
今思えば、その頃の女の子
そう言う事は それほど深い意味もなく
ちょくちょく ある事なんですね
実際に そのグループの当時ボス的存在だった子と
中学になってからは
常に一緒に 手まで繋いで歩く仲でした
けど 訳も分からず無視された数か月
とても堪えました
今でも時々夢をみます
たとえば バスに乗ると、
そのバスには 空席が1つしかありません
そこには 小学生の時の友人が座っています
私が そこに座ると その子は嫌なんじゃかないだろうか?
と、
座ることを事をとてもためらう自分がいます
それ以来 心の底に
常に 不安 があります
自分に対する不安
人間関係に対する不安
又 ある日突然に無視されることへの不安
無視 された原因は自分の本質にあるのではないか?
と 思います
近づいて、仲良くなって
心を許して付き合って 全部みられると
失望されて離れて行かれるのではないかと、
本当は 中身のない自分がばれてしまうのではないか?
慣れない とても難しい言い回しの文章を
一言 一言 じっくり読んでみましたが
読み終わっても
自分の中の 問題は 何も解決しませんでした
もっと時間が経つと 少しは分かってくるかもね。

もっとも 多崎つくると私のそれは
原因が全然違ってるんですけどねぇ ・・;
それが 根っこは同じなのか? それもともやっぱり全然違うのか?
それも 今は全く分かりませんが、、、、



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by kuuzaemonn
| 2013-04-30 10:15
| 本